太田工作株式会社様の大型ERPシステム(データベースを用いて人事、販売生産、会計などの企業が保有する資産を管理するシステム)を開発いたしました。受注書を起点に各種帳票を作成することで、見積・受注から納品・請求、さらには自社からの発注まで一貫して管理ができるシステムです。受注データを基にQRコード付きのカンバンを作成し、制作中の製品に貼り付けて工程を管理します。現場ではQRコードをiPadで読み取ることにより目当てのデータにすぐアクセスできるようになっています。太田工作株式会社様が追及する「高品質・短納期・低コスト」を実現するためのシステムの一つです。

株式会社真中建設様の工場・業務管理システムを開発いたしました。見積から工事台帳の作成、請求までを一貫して行うシステムで、各帳票が連携していることが特徴です。例えば見積書をもとに工事台帳を作成し、原価を記入した工事台帳から請求書を作成することができます。お客様のご使用環境、ご要望にお応えしてパソコンでの業務に特化したシステムとなっております。

こちらは浜名梱包輸送株式会社様が所有している倉庫で稼働しているシステムです。出荷元から受け取ったデータと実際の部品をQRコードで照合して管理しています。QRコードが印刷された札はIDラベル(カンバン)と呼ばれ、目視で分かりやすいよう品名や品番も印刷されています。現場ではiPod touchを使用し、データの一覧は管理部門のパソコンから確認することができます。システムを使用する場所によって適した端末を使い分けながらもデータを連携させている点がこのシステムの特徴となります。

このシステムはドイツと日本の合弁企業「日清紡大陸精密機械（揚州）有限公司」で、リーンマネージメントの考え方をベースに開発・納入したものです。
生産現場の設備から、リアルタイムで生産実績情報を収集、加工し、現場並びにスタッフルームのモニターに生産の進度管理情報とした表示したり、生産実績や品質実績を日報、週報、月次報告の形で編集しマネージメントへも提供します。また収集された膨大な実績データは設備保全や工作機械の刃物の寿命管理等にも活用されます。結果として生産現場をはじめ、工場経営の効率化、見える化を推し進めることができます。システムは３か国語（中国語、英語、日本語）に対応しています。